訓練と暮らしの読みもの
犬の留守番練習は何から始める?短い分離と見守り記録の作り方
留守番は時間を延ばすことだけが目標ではありません。犬が落ち着ける条件を確認しながら短い分離から練習し、強い不安がある場合は個別に相談しましょう。

まず押さえたい3つのこと
家の中で短く離れるところから
時間と犬の様子を一緒に記録する
強い不安がある場合は個別に相談
この記事の内容
犬の留守番練習は、「何時間なら大丈夫か」という一律の数字から始めないことが大切です。年齢、健康、排泄、これまでの経験によって条件が違います。まず、飼い主がそばにいなくても落ち着ける短い場面があるかを確認しましょう。
在宅中の短い分離から考える
初めは外出せず、家の中で少し離れるところから試します。犬が休んでいる間に同じ部屋の離れた椅子へ移るなど、落ち着いて過ごせる範囲を探しましょう。不安の様子が見られる場合は、離れる時間を短くします[1]。寝床の位置や安全な区画を整え、いきなり実際の長い外出で試すことは避けてください。
水、室温、排泄への配慮も必要です。知育玩具を使う場合は、普段から安全に使えているか確認し、初めての玩具を留守番時だけ与えないようにしましょう。
記録するのは時間と犬の様子
| 項目 | 記録例 |
|---|---|
| 離れ方 | 同じ部屋の端/別室へ移動 |
| 時間 | 実際に離れていた長さ |
| 直前の状態 | 休息中、遊びの後など |
| 離れている間 | 横になる、歩き続ける、声を出すなど |
| 戻った後 | 普段の行動へ戻れたか |
これは記録用の項目で、特定の秒数を達成する課題ではありません。静かであっても落ち着けているとは限らないため、映像を使える場合は姿勢や動きも確認します。
強い不安を我慢させない
離れると鳴き続ける、扉を激しく掻く、休めないなどの様子がある場合は、単に練習時間を延ばす段階ではありません。家族や預かり先の協力で一人になる時間をできるだけ減らし、個別の支援を受けましょう[2]。記事だけで「分離不安」と診断せず、獣医師や行動の専門家へ相談してください。
仕事などで外出を避けられない場合は、家族や預かり先による日中の支援も検討します。ただし、預かりを利用することと、家庭で一人で過ごす練習は目的が異なります。
家庭の予定に合う計画を相談する
出張訓練の相談では、留守時間、家族の在宅予定、休む場所、見守りの記録を共有してください。「いつまでに何時間」という希望だけでなく、練習中に長い留守番を減らせるかも一緒に整理しましょう。
愛犬に合わせた次の一歩
出張訓練の内容・料金・利用条件を見る。コースが未定の場合は、記事下の15分無料相談をご利用ください。
あわせて読みたい記事
よくある質問
鳴いても慣れるまで待つべきですか。
強い不安を我慢させる練習は避け、条件を戻して個別に相談しましょう。
幼稚園に通えば留守番もできるようになりますか。
通園と自宅で一人で過ごすことは環境が異なります。家庭での練習や必要な支援を別に計画します。
引用・参考元
本文中の参照番号に対応する資料です。
参照・料金確認日:2026年10月13日。個別の判断や利用条件は相談時に確認してください。
挿絵はAI生成の説明用イラストです。実際の施設・スタッフ・利用犬の写真ではありません。
スクールの専門体制
家庭犬の基礎を、専門的な知識と経験から。
桃尾 友梨絵 — JKC公認訓練士・愛玩動物看護師(国家資格)。警察犬訓練所での経験と災害救助犬の育成経験を、家庭犬の指導に活かしています。
生活環境・行動が起きる条件・健康面への配慮を含め、ご家庭で続けられる方法を相談します。
訓練士の資格・経歴を見る →この記事のURL:https://peach-lily-dog-school.com/blog/dog-alone-time-training